白ボールとマニラボールに分類されます。紙をきれいに見せたり、機能(インキの発色乾燥・平滑性など)を持たせるために加工したものを塗工品(コート)と、そうでない非塗工品(ノーコート)があります。原料は表層は晒(さらし)パルプ、中裏層は品種によって違いますが古紙パルプなどを使用しています。
| 白ボール | 表層に晒化学パルプまたは上白系古紙、中層に中白系から下級古紙、裏層に古紙などで構成されています。塗工品を一般にコートボール、非塗工品をA白ボールと呼んでいます。折りたたみ箱(最も一般的な紙箱。印刷されることが多い)など塗工品は印刷効果がよい。繊維製品・洗剤・文具・お酒・食品など非常に多く使用され、板紙全体の約2/3の使用量を占めます。 |
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| マニラボール | 両面はさらしパルプで中層はパルプまたは古紙などから抄合されているもの。マニラボールのマニラとは、当初強度を出すために繊維の長いマニラ麻を原料を使用したことから由来しています。 絵はがき、カレンダー、カード類、美術本、図鑑、タッグなどの厚手印刷物。印刷箱(液体食品・化粧品・石けん・タバコ・薬品など)。塗工は印刷効果がよい。 |
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| 高級白板紙 | |
| 略称を高板(こういた)といい、アイボリーとカードがあります。塗工したものと非塗工とがあります。使用原料パルプの構成でアイボリーは、表・中・裏層の全層とも晒化学パルプを使用した最高級品、カードはアイボリーの低グレード品で表・裏層はアイボリーと同じですが、中層は脱墨古紙などで厚みを持たせている板紙です。 (主な用途) 出版物の表紙、カタログ、絵はがき、メニュー、値札や化粧品、薬品などの高級パッケージ |
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| 特殊白板紙 | |
| 略称を特板といい、高級白板紙の片面塗工品の低グレード品の一部が特板として独立したものです。食品用のパッケージなどに多用されているため、蛍光染料は含まれていないか、分析で溶出がなく食品衛生法上クリアーしているものがほとんどです。 (主な用途) 食品などの高級パッケージ、紙皿、出版物の表紙 |
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| 一般マニラボール | |
| 表層は晒化学パルプ、中裏層は中白系古紙・脱墨パルプなどで構成されます。
片面塗工品と非塗工品があります。 (主な用途) 菓子、たばこ、食品など、主として小型のパッケージ |
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全層とも下級古紙で構成され紙で上質紙や印刷した紙などを貼り合わせて使用されることが多いです。原料が悪いため割れが多く、折り曲げや印刷には向きません。
かっては板紙の主流をなした紙で、わらを原料とした下級品で稲わら、麦わらなどから構成されています。黄土色をしていることから馬フン紙ともよばれ、普通は上質紙などを表面に貼り合わせて使う芯として使われています。現在はわらの集荷が難しくチップボールに変わっています。
色板紙は白ボール・黄色ボール・チップボールに色を付けた紙でクラフトボール・茶ボール・ねずみボールなどがあります。
(主な用途)
ノート表紙・台帳表紙・パッケージなど
| ●用途別分類 | ・個装用段ボール箱 | |
| 消費者の手元にわたる最小単位の商品を包装するために用いられる段ボール箱 | ||
| ・内装用段ボール箱 | ||
| 個装をまとめ、それを保護するために用いる段ボール箱 | ||
| ・外装用段ボール箱 | ||
| 主に、輸送用に用いる段ボール箱 | ||
| ●形状別分類 | ・片面段ボール | |
| 波状に段をつけた中芯原紙の片面に波形に成形した中しん原を貼り合わせた段ボール。緩衝材として使用されることが多い。 | ||
| ・両面段ボール | ||
| 片面段ボールの段頂にライナーを貼り合わせた段ボール。日本においての使用率は非常に高い。 |
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| ・複両面段ボール | ||
| 両面段ボールの片側に片面段ボールの段頂を貼り合わせた段ボール。とくに重量物の包装や壊れやすい品の包装に使用されています。Aフルート2枚を重ねたAAフルートやAフルートBフルート各1枚ずつ重ねたABフルート、EフルートBフルート各1枚ずつ重ねたEBフルートなどがあります。 | ||
| ・複々両面段ボール | ||
| 複両面段ボールの片面に片面段ボールの段頂を貼り合わせた段ボール。緩衝・積み重ね強さ・穴あけ強さ などに優れ、大型の重量物の包装などに使用されます。 | ||
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以上、パッケージで使用される板紙について説明いたしました。紙が持つイメージを活かすこともパッケージ制作では必要なことです。
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